他社で不信感を持たれた方へ
当社では、データ復元に関するお問い合わせについては前もって「セカンドオピニオン」的な使い方をしていただいて構わないと標榜しております。そのせいか、同業の他社に相談してみたもののその対応を不審に感じたお客様からのご相談が多く寄せられております。
不思議なことに、その多くのお客様から寄せられる相談内容に共通点が多いためまとめてみたものを紹介します。
なお当社では公開しております料金表通りでありお預かり後に高額請求になるようなことはありません。
よくある流れ
社内資料からの抜粋で恐縮ですが、相談いただく内容の流れ図は以下のようなイメージになります。資料内には数件の社名を記載しているのですが、さすがにその箇所は社外秘なので割愛しています。
図中の※1〜※4についての補足は以下の通りです。
- お客様のカード容量などにより金額のバラつきがあるが概ね15~40万円の請求
- 最初の見積もりから比較して半額程度と想定されるが7~15万円ほどというお話が多い
- お客様によっては2度めの見積り(7~15万円)でも回答保留しているとさらに関連業者に出すのでもう少しだけ安くなるといった案内を受けたというお話もあり、複数の業者が同様の対応を行っている可能性が考えられる(この時点でぞんざいな口調や馬鹿にしたような態度に変化したという話も多く寄せられる)
- 裏面削りなど分解してみないと判断できないが仮に何もデータが出てこなくても技術者の手作業などといった理由で3万円ほど発生するという話が多く寄せられる(分解を許可していないのに勝手に分解され費用請求されたというお話もある)
共通点と考察
金額については※1〜※4印の時点でバラつきはありますが流れとしては概ね共通で、最初は非常に高額な料金を提示し、即答を避けると料金が下がるという構図になります。お客様から伺う内容はそれぞれ対象のメモリ容量などによって料金が異なるという性質がありますが、それまでの案内の話ぶりから3万円程度の予算で対応してもらえるという印象をもったうえで預けてみたら実はそんな額にはとうていおさまらず「重度の障害なので」といった理由のもとで、
1度め請求は15〜40万円の範囲、
2度めは7〜15万円の範囲となるようで、
さらに3度めももう少し下がるといった対応がとられるケースもあるようです。
ですが、この料金が下がるほうのロジックが不明瞭で、お客様によっては「納期が伸びる」からとか「協力会社に出す」からと言われたというお話もうかがいますが曖昧さがあるようです。一般的には納期が伸びるというのはそれだけ作業コストが高くなるということにつながりますので、なぜその理由で料金が下がるのは不思議ではあります。
もちろん、こういった対応はお客様自身も非常に不審に思われており「なぜ下がるんでしょうね?(足元を見られているんでしょうかね?というニュアンスで)」とご相談いただくことになるわけで、当社としても「不思議な対応ですね」とお返事するしかないところです。
過去に一度、ジャーナリストさん?(マスコミ関係者さん?そのあたり詳しく存じあげないのですが)からも同じような問い合わせがあり軽いインタビューっぽく質問を受けたことがあるのですが、いまのところそれが話題として扱われたとは耳に入ってきておりません。